ハーブウォーターが大活躍!
今日はJAMHAハーバルプラクティショナーのオンラインレッスンでした。午前・午後で前回から続いていた「芳香族化合物」を終えました。
アロマの化学では扱われる成分とは異なる成分がたくさん登場する中で、揮発いやすい=分子量の小さな物質だけを扱うアロマテラピーと植物に含まれている成分全体をカバーするフィトテラピーの領域の違いを生徒さまと再確認しました。
ベンゼン環を持っているからといって同じ生合成経路からつくられるのではないことからも植物の体の複雑さが分かります。そして植物成分をリード化合物として様々なお薬がつくられ、使われてきた事例も。ほんっとうにすごいよね・・・植物って!人間は核兵器だってつくっちゃうし、宇宙にだって行けるんだけど、光合成はできないという現実。
そして今回取り上げたメディカルハーブ各論(プロフィール)は6種類。オレンジフラワー・ローズやベルベーヌ・ラベンダーなど主に香りを楽しめるハーブを中心にご紹介しました。そして実際に使ってみる実習としては、ハーブウォーターを取り上げてみました。
レッスン中に私の横で頑張ってくれていた加湿器(青森ヒバウォーター入り)に、オレンジフラワーウォーター(ネロリウォーター)を加えてみました。針葉樹林の静謐さに温かみのある華やかな印象がプラスされました。
ほとんどの加湿器本体に精油を入れることはできませんが、ハーブウォーターならまず大丈夫。プラスティック部分を溶かすような強くて濃い成分は含まれておらず、加湿器に入れるお水に大さじ1杯ほど落とすだけでやさしい香りが漂います。感染症対策としても加湿器の出番が多い今日この頃、ハーブウォーターにもぜひ活躍してもらいましょう!
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