これもフィトテラピーの一環です
フィトテラピー=植物をつかった癒しということで、食いしん坊の私には美味しいものを食べるのが最大の癒しかも(^-^;
例えば、野菜や果物を食事の中で摂取することも、ハーブやスパイス・生薬を食事に取り入れるのもフィトテラピーの一環といえます。
ね、フィトテラピーってとっても身近なところで実践しちゃっているんですよ。
ところでハーブを使うというと洋風の食事をまずイメージしませんか。
でもスパイスたっぷりインドカレーや食材を生薬と一緒に煮込んだ薬膳スープもフィトテラピーの実践です。
今日は台湾で買ってきた生薬ミックスパックを使って「十全薬膳鍋」をつくってみました。
だしパックの中に砕いた状態の12種類の生薬が入っています。
「十全」なのに12種類???
成分を日本で使われている漢字で書き出すと・・・
「黄耆(オウギ)、当帰(トウキ)、川芎(センキュウ)、白朮(ビャクジュツ)、 甘草(カンゾウ)、党参(トウジン)、桂皮(ケイヒ)、 熟地(ジュクジ)、 白芍(ビャクシャク)、茯苓(ブクリョウ)、枸杞(クコ)、紅棗(ナツメ)」
漢方の「十全大補湯」を構成する10種類の生薬(と似たものを含む)にクコとナツメがプラスされていました。
鍋の具には鶏肉ときのこ・野菜を用意し、しっかり煮込んだものをいただきました。
当帰の香りが部屋中に漂い、甘草や紅棗の甘さがじんわりと広がる・・・台湾で食べる当帰牛肉湯とそっくりなお味になり、大満足。
締めには湯がいた素麺を入れて、このスープと一緒にいただきました。
体がぽかぽか温まっておなかもいっぱいに!
鍋の写真・・・ちゃんとした中華の器を出せば良かったなと今さらながら思うのですが、まぁ、日常での風景ということでお許しください。右上のだしパックに入っているのが生薬ミックスです。
「気」と「血」は十分補えたかな?
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