アルテミシア属の香り
先日のcara-caro大人の遠足、内藤記念くすり博物館薬用植物園にて。
最近アルテミシア属の香りが気になってしかたない私はクソニンジンの葉の香りにやられてしまいました。このいかにもハーブっぽい香りにドキドキ♪
クソニンジン=黄花蒿(オウカコウ)Artemisia annuaは外見はニンジンの葉っぱですが、実はキク科のアルテミシア属。匂いがキツイので昔の人はクサイ=クソと接頭語をつけたそうです。石橋先生の話はほんっとに幅が広い!
中国人初のノーベル賞を授賞した屠呦呦女史がマラリアの特効薬としてアルテミシニンを見つけたのは青蒿(セイコウ)Artemisia annuaと中国語で書かれる植物から。
日本では青蒿はカワラニンジンを指すので、混乱があるようです。学名Artemisia annuaとなっていることから、アルテミシニンを抽出したのは日本で黄花蒿=クソニンジンと呼ばれる方ではないかと思われます。
クソニンジン、できることなら私もベランダで育てたい~この香りは病みつきです!
みなさんももしどこかでクソニンジンに出会えたら、ぜひ葉っぱをもんで香りを嗅いでみてくださいね(^^♪
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