2種の蒸留器で蒸留比べ
乾燥させた当帰の花をお持ちくださり、蒸留比べをしました。
午前中はリカロマminiで。精油成分が溶け込んだ白濁したウォーターが採れました。どちらかといえばやわらかい香りで、咲いているときの花の香りが復元できたとの声をいただきました。お手入れ簡単、保管に便利、リカロマminiは手軽な蒸留器としておススメです。
午後からは減圧蒸留にトライしました。こちらは蒸留中に香りが漏れない仕組みのため、ツンとしたトップノートが残った、白濁したウォーターが採れました。ローコスト、少量のハーブでよい香りのウォーターが採れる点ではこちらもおススメです。
蒸留の結果、当帰は精油成分をたっぷり含んだハーブなんだなぁとわかりました(時間がたっても簡単には透明にならなかったんです)。台湾では当帰鴨のお店をよく見かけるのですが、あの香りがまさに当帰由来。教室中にあふれる当帰の香りでちょっとおなかが空きました。
他にもお持ちくださった「具」を使って楽しい蒸留タイムでした。一人だとなかなか孤独な作業なのですが、おしゃべりしながらだととっても楽しく、あっという間にいろんなハーブウォーターを採ることができました!
ご家庭で採れたハーブや葉・花(フレッシュでもドライでもOK)を蒸留してウォーターを採ってみませんか。「具」の持ち込み大歓迎です。
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