ローゼル摘みました

ローゼル(ハイビスカス)はレッドルビーの美しい水色のハーブティーとして、女性に人気です。酸味がすっきりするので、我が家でもこの夏も大活躍でした。

美しい赤はアントシアニンの色、抗酸化の代表選手ですね。酸味の正体はビタミンCではなく、クエン酸などの植物酸です。

いつも乾いてくしゅっとなったものやばらばらに砕いて売っているものしか見たことがなかった私がフレッシュのローゼルと出会ったのが昨年です。いただいたはちみつ漬けの美味しかったこと! 今年は愛知県津島市へ摘みに行ってきました。ご案内くださったベジタリ菜の杉山さんより耕作放棄地を活用してローゼル栽培に力を入れていると伺いました。

一番上の写真は、摘んだローゼルから種子を取り出して、苞(ほう)と萼(がく)だけにしたものです。この赤い色を見ていると元気が出てきませんか?

茎まで赤く染まったローゼルの木。一年草なのに私の肩くらいまで背丈が伸びています。かわいい小ぶりの紫がかったピンクの花は観賞用のハイビスカスとは全く異なる様子です。頭では観賞用とハーブ用はちがうって知っていてもやっぱり実際の植物を見てみないとわからないことってたくさんありますね。この花は一日で落ちてしまい、そこから実が大きくなっていきます。一株にこんなにも実をつけるんだと感心するくらいです。これを人の手で一つひとつむしっていきます。慣れるまでは意外と力のいる作業でした。いつも飲んでいるローゼルを摘んでくれた農家の方に感謝する気持ちが沸き上がってきます。

ローゼルの花・葉・種子の細かい考察は後日のブログに書こうと思っています。

洗ってから種を取ったフレッシュローゼルは、表面の余計な水分を乾かしたあと加工します。写真は砂糖をまぶしてしんなりさせてルビー色のシロップの素をつくりました。

はちみつ漬け・塩漬け・砂糖漬けなどもやってみました。また瓶が増えちゃた(^-^;

もちろんハーブティー用に乾燥させているのでこの秋は自家製ローゼルティーを楽しめそうです。

フィトテラピースクール・バウヒニア@ 堺 大阪

大阪・堺市、JR阪和線・南海高野線の三国ヶ丘駅から徒歩約3分のフィトテラピー(植物療法)スクール。フィトテラピー・アロマテラピー・メディカルハーブ・手づくり石けんに関するちょっとマニアックな講座、各種資格を目指すコースも開講。ナード・アロマテラピー協会 認定教室・CARA-CARO認定教室。NARD アロマインストラクター・JAMHA ハーバルプラクティショナー・HSAマスターソーパー。