オオバコ(車前草・プランテーン)

子どものときオオバコの茎で相撲をとって遊んだことはありませんか?
田んぼのあぜ道にずらっと並んでいるロゼットの中から少し長い葉茎を探して、いざ勝負!
茎の中から出てくる太い筋のような繊維が不思議で引っ張って取り出してみたり…
このオオバコの穂を手でぷちぷちこそぎとって、泥団子のご飯にまぶしておかかの代わりにしたことも・・・
うんうん、怪我したときは包帯にしてたよ。
私にはとっても懐かしいオオバコは、フィトテラピーでも使われています。

葉は洋の東西を問わず主に呼吸器、咳や痰に使われており、フラボノイドの消炎効果が期待できるようです。
喘息の私には使ってみる価値ありかも。
種子のハスクパウダー(サイリウム)はとろみがおもしろく、使い道もいろいろ楽しめますね。

子どものときに遊んでいた雑草が「薬」として使われるおもしろさ。人の生活の中で育まれた知恵ってすごいなぁ。

PS 最初の写真はオニオオバコの穂で10cm以上もあるものです。私もこんな大きな穂は初めて見ました!オオバコの起源植物はたくさんあり、どれも同じように使われています。

フィトテラピースクール・バウヒニア@ 堺 大阪

大阪・堺市、JR阪和線・南海高野線の三国ヶ丘駅から徒歩約3分のフィトテラピー(植物療法)スクール。フィトテラピー・アロマテラピー・メディカルハーブ・手づくり石けんに関するちょっとマニアックな講座、各種資格を目指すコースも開講。ナード・アロマテラピー協会 認定教室・CARA-CARO認定教室。NARD アロマインストラクター・JAMHA ハーバルプラクティショナー・HSAマスターソーパー。