水と手を洗う習慣の話
水が豊富で、安価で安全な水道水が身近にあふれている日本。
最近でこそミネラルウォーターやボトルウォーターを買う人も増えたものの、まだまだ水道水メインは変わらない。
そして、自宅に大量の水を使う洗濯機や風呂があり、毎晩のように熱い湯につかのが当然の生活。
清潔を第一とする日本人のこの環境は世界的に見てとても特殊です。
海外に暮らしたことのある人なら誰でも日本で当たり前のことがその国では一般的でないことを経験するでしょうが、その最たるものが水にまつわること。
たとえば、硬水や水が貴重な国では、洗濯機もいったん水を沸かす機能がついていたり、少ない水で洗えるようドラム式だったり・・・そういうお高い洗濯機が買えないと結果的にすっきりお洗濯できず、いやーな洗濯もんのにおいを体中から発散させている人とすれ違ったり(>_<)・・・だから強烈パワーの柔軟剤が売れるのかも。
バスタブ付きの部屋を借りても給湯能力が足りなかったり、レストランで水代を請求されたり。
コンビニでも喫茶店でもお手ふきやおしぼりをくれるのが当然の日本、「食事の前に手を洗う」のが習慣だからでしょう。
飛行機は当然のこと、近鉄特急もかつてはおしぼりサービスがあり、今も車両におしぼりが備え付けてあるのは「外から中へ入ったら手を洗う」のが、一般的だからではないでしょうか。
家庭はもとより幼稚園や小学校などでも身につけた「うがい・手洗い」の習慣が公衆衛生の基本だったんだと再認識するとともに、「水」の有り難みを感じる今日この頃です。
自分でつくった石けんで手を洗いつつ、健やかな毎日を過ごせることに感謝!
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