鍼つながりで納得した話
先日、漢方の先生とお話しているときに「中国から同じように漢方が伝わった日本と韓国だが、発展のしかたがちがう。韓国では経絡や鍼が発達し、日本では生薬として煎じて飲む方が主流となった」とお聞きしました。
ここからがどうでもいい話なんですが・・・
韓国の時代劇ドラマをみていると王様が病気になると御医(어의)という王家の主治医がお薬に加えて鍼を打つんですよね。王子様が切られてうなっているのにやっぱり鍼。顔相を変えるのに鍼を打つっていうのもありました。劇中で鍼を打たれていない主人公っているのかなっていうくらい鍼を打たれている(笑)。
それに現代劇でも食べ過ぎて胃もたれすると、お母さんや身近な人が針を指に差してちょっと出血させる、で、「はい、もう大丈夫」っていうシーンが結構あるんです。
ふーん、鍼文化の名残なのかしら・・・と納得した次第です。
何かと勉強していると「習ったことが自分の中でつながるとき」ってありますよね。その瞬間が結構好きなんです。腑に落ちるというか知識が抽象化された瞬間というか・・・
生徒さまに一つのレッスンで一度でも「へー、そうだったんだー」って思ってもらえるように努力したいです。
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