沙姜の香り
前回書いた「椰子鶏鍋」の薬味に沙姜(さーじゃん)のみじん切りが供されていました。
↓真ん中のみじん切りが「沙姜」です。
検索すると沙姜とは・・・山奈のこと。
香原料として使われているので、お香をなさる方はピンと来られるかもしれません。確かにすっとするあの香り。
またの名前をバンウコン(蕃欝金)、ガランガル (Galangal)。
ガランガルとなるとヒルデガルド・ハーブとしても有名ですね。また、トムヤンクンに欠かせないスパイスでもあります。学名がわからないのでいろいろなショウガ科の植物が混ざって説明されている恐れもありますが・・・。
要するに洋の東西を問わず愛されている香り高いショウガ科の根茎部分で、日本ではあまりみかけないショウガの仲間です。私自身今まで乾燥したものを見ることがほとんどでした。
今回ガランガルとして意識してフレッシュな状態でみるのが初めてだったので、その香りのよさにやられてしまったのです。
このまま持って帰りたい・・・でもフレッシュだし、もう、みじん切りだし・・・一日でドライにできそうにないし・・・
広東料理にもよく使われるとのことでしたが、手近なスーパーには売っていなかった(>_<)
市場を回る余裕もなく、どうしよう、どうしよう・・・と考えた結果・・・
香りが欲しかったのでリカーショップにあった40度ウォッカではちょっと足りないなぁと感じたため、薬局で食用&消毒用アルコールを買い求め、さっそく漬けこみました。
初めからスプレータイプになっているボトルのアルコールを少々捨てて、代わりにこのみじん切りを押し込んでいきました。
さぁ、どんな香りになったでしょう??? ふふふ・・・(*^-^*)
旅先で出会った植物を漬けこむっていうのは楽しいですが、アルコール度数が高いと機内持ち込みも預けるのもダメなことがありますので、注意してくださいね。
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